作業実績

MH23S ワゴンR サーモスタット交換

2019.12.07


冷えているときにエンジンがかからないとのことで入庫しましたワゴンRスティングレー(ターボ)です。

エンジンチェックランプが点灯していましたので診断機で見てみます

当社の最新鋭機 AUTEL MaxisysProです。
故障診断はもちろんのこと、輸入車のコーディングやリプログラミング、イモビ登録もできてしまう優れものです。

ある程度予想はしていたのですがやはり「水温センサ」がでてました。

データを見ると冷えているにもかかわらずMAX120℃を表示しています。
エンジンは温まっているときは燃料噴射を少なくし、冷えているときは多くします。
なのでより多くの燃料が必要な冷間時に少ない燃料しか噴射しないのでかからないわけです。
MH系のセンサはどうも弱い気がします。
センサだけ交換したいところですがサーモスタットケースと一体になっていますのでケースごと交換します。

矢印の部品がサーモスタットケースです。(外してしまってます)

バンパー・マフラー・触媒・ヘッドライトなどを外さないと交換できません。

交換後は調子よく始動するようになりました。
冷却水のエア抜き、ダイアグコードの消去などを行って納車させていただきました。

対象車両情報

初年度登録年月 H21 メーカー・ブランド スズキ
車種 ワゴンR 型式 CBA-MH23S