作業実績

MNH10 アルファード O2センサー交換

2020.11.28


エンジンチェックランプ点灯で入庫です。
診断の結果O2センサーの故障でしたので交換します。
特に古い車の場合はセンサー類の交換の際固着して外れないパターンがたまにあります。
今回は久しぶりにそのパターンでした。
このアルファードはV6エンジンですので合計4つのO2センサーが装着されております。
今回交換したセンサーが固着したモノでエライ目にあいました。
狭くて道具が入らないのでまずマニホールドを外します。

無理やり外そうと試みるもビクともしませんでした。

ガスでよーく焙ってやると何とか外れました。

完全にネジ山イッちゃってます。

このまま塞いでやりたいのですがそうもいきません。

O2センサー用のタップです。
狭い場所でもタップが切れる便利な道具です。

無事に新しいネジ山を加工して新品O2センサーを取り付けることができました。
診断機でリセットをかけ、納車となりました。

O2センサーはスパークプラグのように消耗部品ですので必ず故障するときがやってきます。排気ガス中の残存酸素濃度を計測し適切な燃料噴射量を決定する大事な部品ですのでエンジンチェックランプが点灯したら整備工場で診断を受けましょう。

対象車両情報

初年度登録年月 H16/10 メーカー・ブランド トヨタ
車種 アルファード 型式 TA-MNH10W